フィリングに関するご質問を頂戴しました。大変ありがとうございます。お送り頂いたご質問について回答させていただきます。

ご質問内容

フィリングを入れる際、卵黄生地の時に入れるのと、(フルーツしふぉんなど)、最後のメレンゲとの合わせの際に入れる(抹茶しふぉんなど)のとの違いはなんでしょうか?

ご回答

具材の種類によって、適したタイミングで生地に混ぜ込みます。

1)卵黄生地の時に入れる(フルーツしふぉんなど)パターン

フィリングを入れる際は、卵黄生地に加えてしっかり混ぜ込むときれいに加えられると思います。適している具材は、ドライフルーツや、水分・油分を多く含んでいないものがおすすめです。

水分を含むシロップ漬けや洋酒漬けフルーツなどは、より注意して念い入りに混ぜ込みます。混ぜ込みが足りないと、生地が出来上がった時に具材の回りに穴ぼこができやすくなりますので、しっかり卵黄生地に混ぜ込んでくださいね。

2)最終生地に入れる(抹茶しふぉんなど)パターン

最終生地で混ぜ込むパターンに適している具材は、黒豆甘納豆やチョコチップ、粉チーズなどです。サイズが大きい具材も、このタイミングがおすすめです。

黒豆甘納豆のように柔らかい具材は、泡立て器で混ぜ込んでしまうと壊れてしまいます。具材の周りに砂糖や水分・油分が付いている場合は、洗い流して水気をしっかり切ります。水気を切った後、小麦粉をまぶして、優しくゴムベラで混ぜ合わせてください。

また、チョコチップ、粉チーズなど油分を多く含んでいる具材は、卵黄生地に混ぜ込むと油分が溶けだして、最終生地でメレンゲが潰れてしまいます。

生地に影響があるような具材を混ぜ込む場合は、最終生地に混ぜ込んでください。この場合も、具材の回りに小麦粉をまぶしてから生地に加えるときれいに生地に混ぜられます。

シフォンケーキの生地とフィリングの組み合わせで、新しい味わいをいろいろ楽しんでみてくださいね。