こんにちは。青山 天使のしふぉんです。

なぜ、今日はふわふわに焼けたのだろう。なぜ、この前はしぼんでしまったのだろう——。
シフォンケーキを作っていると、そんな「なぜ」に出会うことがありますよね。先日のブログでお伝えしたとおり、今日からこの「なぜ」を、ひとつずつ丁寧にひも解いていきます。
きっかけは、先生からいただいた一言でした
あるとき、認定教室の先生からこんなご感想をいただきました。
「天使のしふぉんのレシピは、再現性が高いんです」
何度作っても、季節が変わっても、同じふわふわに焼き上がる。なぜ、再現できるのだろう?——その答えを探して、シフォンケーキ教室のレッスンでお伝えしてきたことをあらためて整理してみると、ひとつひとつの工程に、ちゃんと理由があることに気づかされました。
このブログでお伝えしていくのは、その「理由」の部分です。
ベーキングパウダーを使わない、という選択
天使のしふぉんのレシピには、すべて同じ一文があります。
「ベーキングパウダーの添加物を使用しないでふんわりやわらかな美味しいシフォンケーキを作ります」
膨張剤でメレンゲを補強する作り方もあるなかで、私たちは添加物に頼らず、正しい工程と理解だけでメレンゲそのものを強くする作り方を大切にしています。だからこそ、「なぜそうするのか」を知っていることが、そのまま美味しさの再現につながります。
これから、こんな「なぜ」をひも解きます

お教室でよくいただくお悩みを中心に、少しずつお届けしていきます。たとえば——
- 角がぴんと立つメレンゲなのに、なぜ底上げしてしまうの?
- 一晩たつと、なぜ縮んでしまうの?
- 秋のお芋やかぼちゃを混ぜると、なぜ沈んでしまうの?
- 季節が変わると、なぜ急にうまくいかなくなるの?
作り方の手順だけではなく「理由」が分かると、失敗は「困りごと」から「上達のヒント」に変わります。いつものレッスンでお伝えしてきたことを、おさらいするような気持ちで読んでいただけたらうれしいです。
なお、こうした「なぜ」は、私たちがレッスンで大切にしてきた考え方として、このたびあらためて整理いたしました。これからの記事では難しい理論よりも、皆さまの日々の「なぜ」をひも解くことを大切にしていきますね。
次回は、暑い季節にぴったりの「メレンゲと卵白の温度」のお話です。どうぞお楽しみに。

